huguma’s blog (仮)

IT技術関連中心の備忘録

まだ旧Googleマップを使いたいのに...どうしたらいい?

試験公開時から「使いにくい」と批判の多かった(?)新バージョンのGoogle Mapですが、先日(2015/4)新バージョンへ完全切り替えとなりました。

新版は確かに機能豊富です(その分重くなったのはまあ我慢します)。しかし余計なポップアップがぽこぽこ操作を妨げるのが我慢できません(いらいらがもう限界...)。みんな言ってる事ですがGoogleさんどうにかならないんでしょうか?

でも昨日(2015/4/28)までは旧バージョンを利用する設定が使えたので不便はありませんでした(次を参照)。この?option=classicを使えば旧マップを利用できました。

http://d.hatena.ne.jp/casualstartup/20140825/google_maps_classic

しかし本日(4/29)からこれも使えなくなり、現在は?option=classicを指定すると新バージョンのライトモードに設定(リダイレクト)されるようになりました。

ライトモードの操作感は旧マップと比較してもそこそこ悪くないと思います。しかし(現時点の明らかな欠点として)縮尺スケールがないため距離感が分かりません。ただし今はリリース直後なので今後順次改良されるとは思います。

そこで自分に最低限必要なGoogleマップの機能を利用するための簡単なHTMLを作りました。

http://higuma.github.io/google-maps-plain-map/

これは単独ファイルで動作するスタティックWebアプリケーションです。上記リンクにアクセスしても動きますが、それよりhtmlをソースとして(index.html等の名前で)ローカル保存し、それをブラウザに読ませた方がより軽快に起動します。

(参考) GitHubリポジトリのURLは次の通りです。

https://github.com/higuma/google-maps-plain-map

機能はあえて最小限にしています。新マップのような豪華な機能はありませんが、その分さくさく動きます。

  • 基本機能(拡大・縮小や地図/衛星写真の切り替え等)はもちろんOK
  • ストリートビューも使える
  • Photo Sphereも表示可能(この点に関しては旧classic版より便利)
  • 右下に縮尺スケールを付けた(ちょっと小さいけど我慢してね...)
  • 旧classic版にあった写真表示機能などはなし

Google Maps JavaScript APIを使っています。腕に覚えのある人はぜひJavaScriptソースに手を加えて改良してみて下さい(コードはほんの数行です)。次のリファレンスを参照。

https://developers.google.com/maps/documentation/javascript/reference#Map